2024年6月29日㈯第64回さつき会総会報告
6月29日㈰、伊藤国際学術研究センターにおいて、第64回さつき会総会が開催されました。
今年は、初めての試み、オンラインと会場のハイブリッド開催でした。
参加者は、会場41名、 オンライン35名、合計76名の方にお集まりいただきました。
機材の扱いや配信設備の複雑さにドキドキしましたが、結果は大成功でした。
360度カメラや瞬時に切り替わる画面と音響設備のおかげで、画面越しにも臨場感が伝わり、ライブ感と一体感のある総会となりました。
総会は、鵜瀞惠子幹事(1997経)が議長に選出され、金澤亮子代表幹事(1992文)と伊藤紫織会計担当幹事(1992文)から第63期の幹事会・委員会活動報告、決算報告書、監査報告書、第64期の活動計画案、予算案、ならびに幹事の選任案の提示があり、いずれも承認されました。
さつき会の会員は昨年度からさらに増え1200人を超え、東大の同窓会の中で最も大きな組織になっています。
質疑応答では、さつき奨学金への寄付の税金控除や「遺贈」についての質問がありました。会場参加者の方から、「東大基金への遺贈は安心感がある」という体験談もあり、大変参考になりました。
どんな方でも東大に籍を置いたことがある女性であれば参加でき、同窓の安心感の中で気楽に交流できることが、さつき会の良さだと思います。
続いて、河添房江さん(1977文)による講演「紫式部と王朝文化~大河ドラマを愉しく見るために~」がありました。
NHK大河ドラマ「光る君へ」を見ている方も見ていない方も、グイグイと引き込まれていくお話でした。
ドラマのセットの背景にある小物や映像から、当時の王朝文化をリアルに語っていただきました。
終わった後は、対面組は会場を移しての懇親会。オンライン参加者はオンラインでの歓談が続きました。
初めてのハイブリッド開催でしたが、思った以上にスムーズに開催できました。
来年もより多くの皆様の参加をお待ちしております。