2/9(日)バードウォッチングと水族館鑑賞開催報告

2月9日、葛西臨海公園にて、バードウォッチングと水族館鑑賞会を開催しました。参加者はさつき会員とご家族、ご友人の合計19名。多くがバードウォッチング初心者です。
案内役は、東大理事・副学長の津田 敦先生、同執行役・副学長の河村 知彦先生、水産研究・教育機構, 水産資源研究所拠点長の杉崎宏哉先生。御三方とも海洋がご専門ですが、長年のバードウォッチング愛好家です。気さくなお人柄が大人にも子どもにも大人気でした。
当日は、寒さは厳しいものの、快晴。富士山と丹沢山地がよく見えました。まずは先生から双眼鏡の使い方の指導を受け、いざ、干潟へ。体が大きく、動きの少ない水鳥は初心者にピッタリの観察対象だそうです。
「『鳥』だったのが先生に教えていただいて、『ハシビロガモ』、『アオサギ』など区別できるようになると、一段と親しみが増しました」(参加者の感想より)
双眼鏡の扱いに慣れてくると、動きの速い鳥や小さな鳥も捉えられるようになり、面白い!
「ノスリ」の飛行を初めて見たことが、一番の感激でした」(参加者の感想より)
水辺を離れて公園内の遊歩道を歩くと、木々の枝の間にはメジロ、シジュウカラ、ウグイスなどの小鳥が隠れています。普段見慣れたハトもドバトとキジバトでは見た目がずいぶん異なっていたり…都会の公園の景色がいつもとは違うものに見えてきます。
午後は水族園へ。3人の先生方と参加者が自由に話をしながら、ゆっくりと館内を鑑賞しました。話題は、魚の養殖から、珍味、海洋生物の分類、海の環境、深海探査まで幅広く、専門家とまわるツアーならではの充実の水族館体験でした。
今回のイベントは、参加申し込み開始から1日で定員に達してしまい、参加がかなわなかった皆様から、次回を期待する声が多く寄せられています。日程は未定ですが、是非、第二弾を開催したいと思いますので、どうぞご期待ください。