さつき会奨学金委員会News 5月号
草の根奨学金としてのさつき会奨学金の意義は大きかった!
あらためてご協力にお礼を申し上げます。
そして今後もどうぞ寄付のお力添えを。
連休明け、東大で様々な奨学金制度に関わられており、昨年春のさつき奨学金の起ち上げから実際に3名の奨学生が選ばれるまでの1年、さつき会のパートナーとしても いろいろご協力いただいた 東大本部の奨学厚生課のHさん、Uさんにご感想を伺う機会がありました。
おふたりのお話は以下の通りです。
- 募集条件が「自宅外通学をせざるを得ない地方の女子学生」対象としぼりこまれており、果たして応募がどれ位くるだろうかと 正直なところ 不安は大変大きかった。
- 担当しているその他の奨学金は 日本学生支援機構(旧:育英会)のような国の機関、財団法人、あるいは成功した事業の創業者によるものなので、 さつき会奨学金のように個々人の寄付で積み上げられた「草の根」的な性格を持った奨学金はほとんど聞いたことがないものであり 大きな意義があると感じている。
- 家計が困窮している学生は多数存在。 さつき会奨学金のような返済の義務がない給付型の奨学金は、東大への進学を迷っている女子学生にとっては大きなひと押しになる。
- 給付する月額3万という額は 学生に実際接していても 決して少ない額ではないことは日常実感している。
以上のようなことを、実際に大学の窓口で学生に日常的に接していらっしゃるお二人から伺えたことは これからの活動の力強い励ましとなります。
5月24日には さつき会奨学生の第一期生の3名に授与式を予定しています。
どんな学生さんたちが選ばれたかを皆様に 次のNewsでお知らせいたします。
どうぞご期待下さい。
2013年4月末現在、ご寄付いただいた総額は 3118.7 万円になりました。
もうひとり追加して 来年度以降は4名に給付が可能になるように 皆様のご協力を ぜひよろしくお願い申し上げます。