11/10(日)オンライン講演会「なるほど!ザ・介護のリアル」開催報告

11/10(日)に開催されたオンライン講演会「なるほど!ザ・介護のリアル」には山本則子さん、信友直子さんがご登壇をされ、スタッフ含め45名の方が参加された。

私は、今回のイベントで司会を務めたさつき会代表幹事の金澤さんと同級生というご縁で、本イベントのお手伝いを飛び入りでさせていただいた。これまでにも何度かオンラインイベントには参加していたが、当日の裏方の苦労を実際に体験し、今までのスタッフの皆様に感謝の気持ちが湧いた。

今回は、講演者や参加者が個人的な体験・情報を話される可能性もあるため、全員に氏名・卒業年・学部の表示厳守をお願いした。講演会の冒頭では表示名の変更作業・変更依頼に追われたが、多くの方にはすぐ対応いただいた。

私にとって、介護は遠くない将来に直面する可能性があるため、全てのお話が有益だった。特に山本さんからの「介護する状況になっても離職せず、働きながら介護できる世の中を目指そう」というメッセージが心に残った。この言葉を、いざという時に思い出し、支えにしたい。

また、参加者からは「ピンピンコロリ」が特に女性には少ないことに驚いたという声もあった。私も理想的な逝き方だと思っていたが、信友さんや金澤さんから「突然の別れは遺族にとって心の整理がつかない」というお話を伺い、必ずしもそれが最善ではないのだと考えさせられた。とはいえ、死はなかなかコントロールできるものではない。

さらに、参加者から現在の状況や過去の体験に基づく質問が寄せられ、山本さんが丁寧に回答された。信友さんや他の参加者も自身の体験を共有され、介護をめぐる様々な問題について認識が深まった。