6/27(日)さつき会創立60周年記念総会が開催されました

6月27日(日)13:05から「創立60周年記念総会」が開催されました。
2回目となったオンライン総会には、講師、来賓を含めて84名の参加者がありました。   

概要: 

〇総会議事 13:05~13:45
水登朱美さん(85工)が司会進行を務め、森明子代表幹事(72法)の挨拶の後、大里真理子幹事(86文)が議長に選出されました。
まず森明子代表幹事(72法)と伊藤紫織会計担当幹事(92文)より 1)第 60 期幹事会・委員会活動報告、2)第 60 期決算報告書、監査報告書、 3)第 61 期活動計画案、4)第 61 期予算案の提示がありました。
次に、5)第 61 期役員選任 幹事・会計監事案の承認がありました。
続いて、筑本知子幹事(88工)より、6) 学生会員の提案とそれに伴うさつき会会則改正案の説明がありました。
zoomの機能を利用して挙手で投票した結果、賛成多数でいずれも可決承認されました。

総会の投票の様子

休憩時間に、「さつき会60年のあゆみ」と「さつき会フォトギャラリー」の動画が共有されました。

さつき会60周年記念リレー講演 14:05~
ここから、林香里副学長、津田敦副学長、丹下健副学長の3名の副学長が来賓としてご出席くださるという嬉しい展開になりました。
ご出席の予定だった藤井輝夫総長は、同日に行われた令和2年度東京大学入学者歓迎式典(昨年度の入学式がコロナの影響で開催されなかったため行われたもの)ご参加のため、ビデオメッセージをお送りくださいました。「4月に就任したばかりであるが、今後のビジョンとしてダイバーシティとインクルージョンを重視していきたい」という前向きなお話でした。

リレー講演の後に林香里副学長より心強いメッセージをいただきました。

世代の異なる3名の講師による「さつき会60周年記念リレー講演」は、遠藤美穂子さん(96年経)の司会により、以下のとおり行われました。

◆総合テーマ◆
『東大女子学生のこれまでとこれから』
~さつき会のネットワークはどんな貢献ができるのか~◆ショート講演タイトルと講師:
1)『東大女子学生はなぜ2割どまり?~学校教育は男女平等か~』
村松泰子さん(67文)(公益財団法人日本女性学習財団理事長、東京学芸大学元学長)



2)『東大教員の視点から見た男女共同参画の変遷と未来~バイアスを跳躍力に変えて~』
細谷紀子さん(93医)(東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター准教授)

3)『“東大卒女性の連帯の場”としてのさつき会と今後果たすべき役割について』
竹内美晴さん(18文)(「戦後70年間の東大卒女性の人生」について卒論、18年度クローネ賞受賞。現在、株式会社サーキュレーションで広報を担当)

●3名の講師の方の講演を動画でご覧いただけるように準備しています。(会員限定)
事務局からの一斉メールでお知らせしますので、少しお待ちください。

〇ブレイクアウトセッション  15:30~17:00
今回は3回に分けてブレイクアウトセッションが行われました。
1回目は、3人の講師と3人の来賓による6つのルームに自動的に振り分けられ、2回目は6つのグループから自分の行きたいグループに移動しました。
3回目のブレイクアウトセッションは二次会という形で、世代別グループと自由なグループに分かれて各グループ、ゆっくりと会話を楽しみ、17:00閉会となりました。

〇総会終了後に行った無記名のアンケートから
今度の総会で良かったこととして大多数の方から、世代の異なる3人の講師による「リレー講演」が挙げられました。また副学長3人(内2名はさつき会非会員)が参加してくださったこと、ブレイクアウトセッションでのフリートークの時間が充実していたことなどにも満足の声がありました。
技術的な様々な課題は残るもののオンライン総会は参加しやすいという意見もあり、満足度は五段階評価で4.1と高い評価をいただきました。
次年度はアンケート結果を活かしながらさらに充実した総会を目指したいと思います。

イベント委員会総会チーム 中舘慈子(67育)